明治HDが新体制で食と医を融合 社員改革とグミの独自価値も追求

(※本記事は「食品新聞」に2025年4月14日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

明治HDの松田克也次期社長(中)、明治の八尾文二郎次期社長(左)、Meiji Seikaファルマの永里敏秋次期社長
明治HDの松田克也次期社長(中)、明治の八尾文二郎次期社長(左)、Meiji Seikaファルマの永里敏秋次期社長

明治ホールディングスは、6月27日就任予定の松田克也次期社長CEO(現・取締役執行役員COO)による新体制をスタートし食と医薬の連携強化などに取り組む。

4月8日、会見に臨んだ明治HDの松田次期社長は「食と医薬それぞれ部分最適で行っているグループ経営についても、より俯瞰的に見て“何ができるのか”“何がやれるのか”を食品の明治と医薬品のMeiji Seikaファルマとこれまで以上に連携して経営を進めていく」と意欲をのぞかせる。

連携強化のアウトプットとしては、商品にとどまらずサービス・システムの構築を視野に入れる。

「食と医薬の連携については、統合以来、しっかりと連携してきた。その結果はまだモノとしては出ていない。商品がすべてではなく、医薬の領域の中に食品、あるいは食品に類するものがサービスとして入っていけるようなシチュエーションやシステムを作るということも含めて事業を確立していきたい」との考えを明らかにする。

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