多様なセクターとの共創で 魅力ある沿線開発に挑む

2023年3月、構想から20年以上の時を経て相鉄・東急直通線が開業した。都心へのアクセスが増す中で、沿線開発の6大プロジェクトを遂行してきた相鉄ホールディングス。相鉄線のさらなる利便性向上と魅力ある沿線の創造に挑む同グループの取り組みを、相鉄ホールディングス社長・滝澤秀之氏に聞く。

滝澤 秀之 相鉄ホールディングス 代表取締役社長

緑豊かな住宅地をつなぐ
ウェルビーイングな路線

相鉄ホールディングスを持株会社とする35社で構成される相鉄グループ。神奈川県における鉄道事業を中心に、流通、不動産、ホテルなど、幅広い分野で事業活動を展開。1917年の創立以来、横浜駅周辺と相鉄(相模鉄道)沿線の開発や地域の快適な暮らしをサポートする商品やサービスの提供を行ってきた。

2023年3月18日、相鉄・東急直通線(相鉄・東急新横浜線)が開業した。同路線は、相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅から東急東横線・目黒線の日吉駅を経由し都心に直通。新横浜駅での新幹線へのアクセス向上にも寄与する。これにより、相鉄いずみ野線湘南台駅から渋谷駅までが乗り換えなしで最速51分、湘南台駅から新横浜駅までは最速23分でつながり、利便性と速達性の両面で都心方面へのアクセスを大幅に向上した。

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