木造建築を一気通貫でサポート 変わりゆく環境に柔軟に対応

「快適で豊かな住環境の創造」を理念に、建築資材の卸売事業から製造業、小売業、建設業まで、住宅産業を網羅する多角的な事業を展開するJKホールディングス。1937年の創業以来、変化に柔軟に対応し、着実に成長を続けてきた。青木慶一郎社長に、変わりゆく業界動向や今後のビジョンを聞く。

流山市立おおぐろの森中学校は、木造校舎として国内最大規模の学校建築だ ©川澄・小林研二写真事務所

 

質にこだわった製品とサービスを

1937年にベニヤ板を販売する個人商店として創業したJKホールディングス。80余年の歴史を経て、現在も合板の製造・販売は同グループの中核事業となっている。木材の加工技術の進化に伴い、合板のほか集成材、軽量で強度のあるLVL(単板積層材)、強度・断熱性に優れ加工が容易なCLT(直交集成板)など、多様な木材製品を製造し、幅広い分野への提案・活用を促進している。

「住宅の省エネ性能に関わる要素、例えば断熱性や気密性など住宅に求められる機能は以前より高くなっています。そうした変化に対応し、住宅建築資材の流通業として成長を続けることを目指しています」と、JKホールディングス社長の青木慶一郎氏はいう。

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