中小企業に求められるBS・CF経営 AI 活用にもキャッシュレス化が必須

インフレ時代を勝ち抜く中小企業の成長には、キャッシュレス決済で得られるデータの活用と経営者の意識改革が欠かせない。3年目を迎えた研究会の3回目となる会合では、政治・行政・企業それぞれの立場から、AXを通じた経営生産性の向上と地域経済の活性化に向けた具体策が話し合われた。

中小企業がデータ活用し
経営生産性高める視点を

開会にあたり、デジタル大臣政務官の川崎ひでと氏があいさつに立ち「中小事業者はキャッシュレス決済というと、手数料の負担にまず目が行く。しかし、そこから得られるデータを有効活用して、手数料を払っただけの価値を得る状況を作らないといけない」と述べた。

川崎 ひでと
衆議院議員 デジタル大臣政務官

研究会ではまず衆議院議員の福田達夫氏が「政策の大転換と経営生産性の向上」のテーマで特別講演。長年、ビッグデータを活用した中小企業政策の立案に携わってきたことをふまえ、取組事例を紹介した。コロナ禍における感染者数予測にもとづいた早期の政策反映や、法人の情報を行政機関が参照できるデータ基盤(ベース・レジストリ)を構築し、事業者への迅速な給付を実現したケースなどだ。

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