コンストラクション・マネジメントの新価値 発注者の決断を支える

資材高騰と人手不足等により、建設事業の予算と見積のギャップに阻まれるプロジェクトが増えている。発注者支援を掲げる明豊ファシリティワークスは、独立資本の中立的な立場からコストと工程を可視化。デジタル技術と人の知見を掛け合わせ、顧客の納得感ある意思決定と価値の提供を支えている。

大貫 美 明豊ファシリティワークス 代表取締役社長

情報の非対称性を解消
顧客との厚い信頼関係を構築

建物を建築する際には、発注者と供給者の利害調整は時に非常に複雑になる。そんな状況下、独立資本のもと発注者の側に立って建設のプロとしてプロジェクトを支援するのが、発注者支援事業を提供する明豊ファシリティワークスだ。

オフィス移転・改修プロジェクトなどをサポートするオフィス事業、公共施設・学校・工場・研究所、大規模オフィスビルなどの建設において、コスト・工程・品質などを管理するCM事業、多拠点施設の統廃合や維持保全の一元管理を支援するCREM事業、自社開発のプロジェクト管理システムを用いた建設事業を支援するDX支援事業の、主に4つの領域で事業を展開。なかでも、大規模な建設プロジェクトのCM(コンストラクション・マネジメント=発注者支援)が現在のメイン事業となっている。

1980年の創業当時、建築工事における工程や費用の詳細を発注者は自ら把握できないのが一般的だった。同社では、工事原価と自社のCM業務費、施工のプロセスなど、情報を顧客に全て開示し共有する「明朗会計方式」を1989年に導入。建設費用のブラックボックス化を解消し、コストや工程を可視化する顧客本位を貫いてきた。

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