世にない新しいものを提案 モノづくりサービス業で新領域を開拓

機械の直線運動部を滑らかに動かす直動部品「LMガイド」を世界で初めて開発したTHK。「LMガイド」は様々な機器の内部で使われており、世界トップシェアを誇る。「モノづくりサービス業」として、スタートアップとも協力して、新しい製品の提案を続けている。

LMガイドは様々な機器で用いられている。

THKは「Toughness」、「High Quality」、「Know-how」の頭文字を取った社名に基づき、「世にない新しいもの」を提案し続け、2021年4月に創立50周年を迎えた。1972年には、機械の直線運動部の「ころがり化」を世界で初めて実用化させた「LMガイド」を開発。さらに「ボールねじ」、「アクチュエータ」など様々な機械要素部品を開発・生産し、世界に供給してきた。

「SEED-R7」はサービスロボットのプラットフォーム

グローバル、新規分野展開で広がる
ビジネス領域の拡大

「近年は工作機械や半導体製造装置などの産業用機械のほか、ロボットや物流関連にも事業が広がっています。また、地震国の日本で社会貢献するため、地震対策用の製品も出しています。他には自然エネルギーで、水力や風力の分野にも事業を拡大させています」。

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