「商社×メーカー」モデルでトップクラス さらなる成長の戦略
電設資材の専門商社として国内では圧倒的なシェアを誇る因幡電機産業。空調部材など自社開発製品も中核事業となり、「商社×メーカー」型のビジネスモデルで成長してきた。2025年6月に社長に就任した玉垣雅之氏に、創業100年を視野に入れた成長戦略を聞いた。

玉垣 雅之(因幡電機産業株式会社 代表取締役社長)
優れた商品を確実に顧客に届ける
サプライヤーとしての責任と信頼
因幡電機産業は1938年、モーターの製造で創業した。10年後に電設資材の卸販売に転身後、産業機器の卸にも事業を広げていった。その後、空調用配管部材の分野にも進出し、自社開発に乗り出すことでメーカー機能も加わった。
1970年代に事業ごとに分社化し、それぞれの専門性と競争力を高める時期を経て、1988年に再び統合。2013年に表示灯や回転灯等を製造するパトライトを買収するなど、M&Aも活用しながら業容を拡大してきた。
「われわれは誠の心をもって世の中を明るくするためにはたらく」を社是とし、「優れた商品を選び抜いて確実に流通させる」姿勢を積み重ねて、現在の実績があるという。
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