技術力と最新テクノロジーで 未来志向のモノづくりに広く貢献

中期経営計画「Make New Value2026」のもと、エレクトロニクス分野での知見と技術力を活かした新たな価値の創造に取り組む技術系商社、萩原電気ホールディングス。次なる成長へ向けた構造改革・事業基盤の確立を進める。都内にイノベーション拠点を開設するなど共創による新しい可能性を探る。

木村 守孝(萩原電気ホールディングス
代表取締役社長執行役員)

自動車業界を中心に活動する商社
技術を理解し最適な提案を提供

萩原電気ホールディングスは1948年の創業以来、「創造と挑戦」を企業理念に、常に新しいテクノロジーに挑み、自動車、製造工場、社会インフラ、医療など様々な分野に、技術系商社として、部品や製品、ソリューションを提供してきた。日本を起点に北米、欧州、アジアの4極でネットワークを構築し、顧客の海外展開にも貢献している。

主要事業は大きく2つ。自動車や自動車部品メーカーへ、半導体や電子部品を提供するデバイス事業と、産業機械などの製造メーカーの生産現場やオフィスへIT化やシステム構築などのソリューションを提供するソリューション事業だ。

「半導体商社と呼ばれていますが、自動車産業を中心にハードだけでなく生産工程や生産設備に関わるソフトも含め、技術要素をふまえたソリューション提案をしていけることが我々の強みです」と、同社社長の木村守孝氏は説明する。

商社であるが、社員の約30%が技術者だという同社。デバイス事業では、世界的ブランドや次世代メーカーとの連携により、多彩な電子部品や最先端技術を集約。顧客の課題に応じて最適な組み合わせを提案する。また、ハードウエア性能を最大限に引き出すソフトウエアの設計や検証も手掛けている。

ソリューション事業においては、製造現場で培ってきた計測やIT技術を融合・発展。商社機能に加え、自社でメーカー事業を展開し、顧客製品に組み込まれるオリジナルの産業用コンピュータなどの開発・製造も行う。

「モノづくりの現場にかなり深く入り込んできましたので、何が現場に必要なのかをよく理解しています。半導体商社というだけでなく、メーカー機能もあれば、ソリューション提案もできる。包括的にモノづくりに貢献している会社だと言えます」。

萩原エレクトロニクスで開催した「R&D成果報告会」。グループ社員であれば聴講者として参加できる。研究開発投資の目的と成果を共有し、部門間の連携を強化している

更なる成長に向け
ソリューション型ビジネスに注力

2025年3月期の決算では、売上高で前期比14.9%増の2587億円と過去最高を更新した。一方で、売上総利益は伸び悩み、営業利益は前期比7.8%減の71億円となっている。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り65%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。