いすゞ自動車 大変革期も走り続ける 安心と斬新で社会課題を解決

自動車業界が100年に一度の大変革期を迎える中、いすゞ自動車は「自動運転」「コネクテッド」「カーボンニュートラル」を起点に、さまざまな新事業に挑戦。「安心×斬新」で顧客や社会の課題を解決する「商用モビリティソリューションカンパニー」を目指し、変革を進めている。

南 真介(いすゞ自動車 代表取締役 取締役社長 COO)

設立は1937年
歴史ある自動車メーカー

いすゞ自動車の起源は、日本の自動車文化の黎明期の3つの源流に遡る。東京石川島造船所、東京瓦斯電気工業、ダット自動車製造から始まり、1937年に東京自動車工業株式会社として設立。1949年に現在のいすゞ自動車となった。現在は主に、トラック・バス、ピックアップトラック(ボンネット付きの軽量トラック)、ディーゼルエンジンを製造・販売。商用車のリーディングカンパニーとして、国内外の物流を支えている。

「ピックアップトラックは日本で生まれた商品ですが、現在は海外で広く使われています。当社は乗用車やガソリンエンジンを製造していた時代もありましたが、1990年代以降はトラック・バスとディーゼルエンジンの開発に絞り込んでいます。現在は特に小型トラックで、世界的にポピュラーなブランドになっています」。

ピックアップトラック「D-MAX」は海外で人気の車種だ

いすゞ自動車代表取締役 取締役社長兼 COOの南真介氏は、こう語る。強みは、第1に日本製品ならではの「品質と耐久性」があり、第2に国や地域によって異なる多様なニーズにきめ細かく応える「商品開発力」が挙げられる。そして第3に、世界各地に広がる「生産拠点」がある。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り78%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。