山下PMCの成長戦略と今後へのビジョン 顧客の望みの実現を支援
山下PMCは建設のPM/CMをコアとするリーディングカンパニーとして、公共や民間の建設に関わる数々の事業を手掛けてきた。近年は事業者や自治体向けに、脱炭素戦略の立案と継続的な実行を支援する新サービスを始めるなど、顧客のビジョン実現と共に地球環境への貢献も目指している。
山下PMCは、PM(プロジェクトマネジメント)/CM(コンストラクションマネジメント)をコアとする建築系コンサルティング企業だ
「PM/CMとは、施設戦略の参謀役となり、建設時における発注者の仕事を建築のプロとしてお手伝いする仕事です」と、山下PMC代表取締役社長の丸山優子氏は説明する。
ビルやホテルなどの施設建設で
発注者をサポートする参謀役
1997年の設立時は、まだPM/CMという仕事の概念が海外から入ってきてまもない時期だった。以降、この分野のリーディングカンパニーとして公共や民間の建設に関わる数々の事業を手掛けてきた。創業後の発展において1つの大きな転機となったのは、2008年に起きたリーマンショックの時期だったという。
「この頃から社会の要請が変化し、より広範に発注者の立場に立ったサポートが求められるようになりました。建築のみならず、事業戦略に沿った施設戦略を立案する仕事が増えたのです。不動産の開発において、より利用者像を明確にし、ターゲットを絞ったユーザーにどのように訴求していくかという戦略で、発注者が外部専門家の意見も求め始めた時期だったと思います」と丸山氏は振り返る。
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