新しい総合物流商社として 共創と連携で、この世界の繁栄に貢献
2025年のグループスローガンとして「拡伸」を掲げるセイノーホールディングス。中長期ロードマップを基盤に、環境配慮型物流の実現や他組織との共創を進め、CO2削減や効率化を目指す。社員の幸福を軸に、挑戦する企業文化を育みながら、顧客の荷物と心をつなぐグローバルな価値創造に挑んでいく。

田口 義隆(セイノーホールディングス 代表取締役社長)
日本国内から世界へ視野を広げる
M&Aで新しい展開へ
1930年の創業以来、「会社を発展させ、社員を幸福にする」を変わらぬ理念に事業を継続してきたセイノーホールディングス(セイノーHD)。岐阜県大垣市に本社を置く日本最大手の総合物流企業の西濃運輸を中心に、現在、101社をグループ傘下に抱える。
同社では2023年6月、『中長期の経営の方向性~ありたい姿とロードマップ2028~』を策定。これまでのPL(損益計算書)中心の中期計画から、企業価値向上の道すじを描いた『中期ロードマップ』へ変更した。規模やPL中心の経営から脱し、キャッシュフロー、資本効率(ROE)、資本政策重視の経営への転換を打ち出した。
「事業環境の変化が激しい時代、M&Aの選択肢もあるなか、既存事業積み上げ型の売上高・営業利益の3カ年計画は時代にそぐわないと判断しました。ありたい姿からバックキャストし、必要に応じて対応策を見直す経営への転換を図っていきます」と、セイノーHD代表取締役社長の田口義隆氏は背景を説明する。
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