カゴメ 自然の可能性を追求 技術革新で農・食を持続可能に

カゴメグループは1899年の創業以来、自然の恵みである野菜と果実のおいしさや栄養を 活かしたものづくりを強みに、事業を展開。農・食の技術革新をリードする企業を2035年の姿として描き、 環境負荷の低いトマトビジネスの開拓も進めていく。

奥谷 晴信(カゴメ株式会社 代表取締役社長)

トマトの栽培からはじまる
歴史がスタート

カゴメの歴史は1899(明治32)年、愛知県荒尾村(現・東海市)で、創業者・蟹江一太郎が取り組んだトマト栽培から始まった。のちにブランドメッセージとなる「自然を、おいしく、楽しく。」という考えのもと、トマトなど野菜を中心とする食品や飲料の製造・販売で事業を拡大してきた。社名は、トマトを収穫する「籠の目(かごのめ)」に由来する。

「当社の127年の歴史では、現在のカゴメを形作る転換点がいくつかありました。最初は、創業期の『生鮮から加工食品への転換』です。トマトは西洋では代表的な野菜であることや海外ではソースとして食べられていること、当時の西洋料理店やホテルでソースが頻繁に使われていたことなどから、将来の可能性を信じ、トマトの加工を始めました。その後、実際にトマトソースやトマトケチャップを使った西洋料理が家庭料理に浸透したことからも、先見の明があったと思います」。

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