子ども人口は1465万人に 人口減少と子どもビジネスのチャンス
5月5日の「こどもの日」にあわせ、毎年総務省統計局が推計している、日本の子どもの数。今年は1465万人と過去最少を更新した。一方、子ども関連ビジネス市場は堅調な成長を続けている。
子どもは総人口の11.7%
総務省統計局によると、2022年4月1日現在子ども(15歳未満人口)の数は、前年から25万人減少の1465万人で、1982年から41年連続の減少となった。内訳は男子が751万人、女子が715万人となっている。
図1 男女別子どもの数
総人口に占める子どもの割合は、1950年には3分の1を超えていたが、第1次ベビーブーム期(1947年~1949年)の後は低下を続け、1965年には総人口の約4分の1となった。その後、第2次ベビーブーム期(1971年~1974年)によって僅かに上昇したものの、1975年から再び低下に転じ、2022年は11.7%(前年比0.1ポイント低下)で過去最低となった。これは日本同様に少子化が進む韓国(11.9%)やドイツ(13.8%)を下回る数値だ。
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