UCCが気候変動に強い「ファインロブ」を日本初導入 コーヒー2050年問題に新たな選択肢
(※本記事は「食品新聞」に2026年10月4日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)
UCCグループは生産者とともに持続可能なコーヒーづくりに取り組み「コーヒー2050年問題」の解決へ一歩前進する。
コーヒー2050年問題とは、気候変動により2050年にアラビカ種の栽培適地が大幅に減少する可能性を示唆する警鐘。
今回、アラビカ種の栽培適地とされる高地と比べて気候変動の影響を受けにくい低地で栽培されるカネフォラ種ロブスタ(ロブスタ)の品質を進化させた。
ベトナムTamba(タンバ)農園とともに選別・精製方法に一工夫を施して高品質ロブスタ「ファインロブ」を編み出し、ファインロブ100%のコーヒーメニューをカフェ業態「上島珈琲店」へ日本初導入した。
「我々としてはコーヒー2050年問題の解決につながる1つの大きなステップだと思っており、非常に力を入れていく」と力を込めるのはUCCジャパンの里見陵執行役員サステナビリティ経営推進本部長。9月28日、「上島珈琲店 虎ノ門店」(東京都港区)で発表した。
ロブスタは「Robust(強い)」という語源のとおり、高温多湿や病害虫に強いのが特徴で安定的な収穫が見込める一方、ロブスタ100%のレギュラーコーヒーとして味わう機会は稀で、ブレンドの一部やインスタントコーヒーの原料などに用いられている。
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