コーヒーの2050年問題で代替飲料が相次ぐ 飲料各社が新市場を開拓

(※本記事は「食品新聞」に2026年9月28日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

コカ・コーラシステム「ジョージア カフェウォーター ブラック」(左)、ダイドードリンコ「ダイドー グッドラテ2050」
エコリオの浦野由紀夫社長

清涼飲料市場の今年の新たな動きとして代替(代用)コーヒー飲料が相次いで発表された。

コーヒー豆が高騰し、コーヒー豆の持続可能な生産が危ぶまれる中、コーヒーのような味わいが楽しめる値頃感のある商品で需要を掘り起こしていくことと、コスト・調達面からコーヒー豆を使った商品展開が難しくなるといった未来への備えが狙い。

背景に、世界のコーヒー消費量が増加する一方で、気候変動の影響によりコーヒー栽培に適した土地が減少する恐れに警鐘を鳴らす「コーヒーの2050年問題」がある。「コーヒーの2050年問題」は2015年にミラノ万博で提唱されたもので、アラビカコーヒーの2050年の栽培適地が(2015年比で)半減するという内容となる。

代替コーヒーは、戦時中などコーヒーが手に入りにくい時代にも考え出され、大麦、とうもろこし、大豆などを使ってコーヒーに似た風味を打ち出していた。

その点、代替農作物を使用せずにコーヒーに似た風味を打ち出したのは、コカ・コーラシステムが9月21日に新発売した「ジョージア カフェウォーター ブラック」。

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