ヒロホールディングス 地域経済に貢献して、皆を笑顔に

奈良県香芝市に本社を置くヒロホールディングスはキャリアショップ運営のほか、空間演出や映像技術、人工知能（AI）などの世界最先端技術を使った製品を扱うZeta（ゼータ）事業などを展開。2022年にはTOKYO PRO Marketに上場し、さらなる成長を目指している。

向山 孝弘（ヒロホールディングス 代表取締役）

キャリアショップやZeta、
革ブランド事業などを展開

ヒロホールディングス代表取締役の向山孝弘氏は大学卒業後、ホテル業界で3年間働いた後、1990年に総合商社としてヒロコーポレーションを設立した。

2021年に現在の社名に変更し、「Smile for all（全てはみんなの笑顔のために）」のスローガンの下、奈良県内でソフトバンクやワイモバイルのキャリアショップ8店舗を運営するほか、空間演出や映像技術などを使った製品を扱う「Zeta事業」や、オリジナル革ブランドの「リボナリー事業」などを展開する。

モバイルキャリアショップ県内トップシェアを誇る

2022年、東京証券取引所が運営するTOKYO PRO Marketに上場を果たした。奈良県の企業としては18年ぶりのIPO（新規公開株式）となった。

「私たちは『P（パートナー）』『C（カスタマー）』『B（ビジネス）』の3つを大切にしており、これをPCBバランスと呼んでいます。パートナーは社員です。社員が仕事に誇りを持って、やりがいを感じ、楽しく仕事をして笑顔になることができれば、社員は顧客満足（カスタマー）のために頑張ることができます。それによって、お客様にも笑顔が伝播し、顧客感動につながれば、社員も喜びますし、圧倒的な支持をいただけるお客様が増えれば、利益（ビジネス）も向上するはずです。このようにして、100年続く企業を目指しています」