2021年4月号
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ヘルスケアビジネスの新戦略

医療・ヘルスケアビジネスの「ブランド構築」で注意すべきこと

加藤 浩晃(東京医科歯科大学 臨床准教授)

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医学・行政・ビジネスの3つの観点から医療・ヘルスケア業界における新戦略を考察する本連載。画一化しがちなサービス・ビジネスモデルに付加価値を築くためには「ブランド戦略」が必須だが、医療・ヘルスケア領域ではステークホルダーとのコミュニケーションに留意が必要だ。

アイデアの画一化から抜け出すには

最近、ありがたいことに医学生や若い医師の方から大企業の新規事業の担当者の方まで、合計すると年間200件以上、デジタルヘルスに関連した新規事業の相談をいただきます。

そのような中で最近特に感じているのが、「同じような新規事業の“アイデア”が非常に多い」ということです。医療者、IT企業、保険会社など、全く違う職種や会社の方からの相談なのですが、出てくる新規事業の“アイデア”が似通っているのです。

ざっと書いてみるだけでも、表に挙げたようなアイデアの相談は日常茶飯事で、ちょっとメモを見れば同じような話はもっとあります。

表 “よくある”医療・ヘルスケアの事業アイデア

筆者に寄せられる新規事業のアイデアの類型。発想の背景は異なっていても、同じような事業アイデアが発想される。ここからどのように他との差を付けていくかがポイントとなる

出典:筆者作成

 

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