2020年10月号
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スーパーシティで地域が変わる

デジタル×クリエイティブ 裾野市が構想する次世代型近未来都市

髙村 謙二(裾野市長)

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次世代実証都市ウーブン・シティの展開で注目を集める裾野市。同市ではSociety 5.0時代を見据えた〈スソノ・デジタル・クリエイティブ・シティ(SDCC)構想〉を進める。“デジタル”と“クリエイティブ”を核にした構想について、市長の髙村謙二氏が語る。

髙村 謙二 裾野市長

富士山麓にトヨタ自動車が
〈ウーブン・シティ〉建設へ

富士山の麓に広がり、箱根山、愛鷹山に囲まれた静岡県裾野市。2015年に裾野市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定し、“富士山の裾野 田園未来都市すそのの挑戦”をキャッチフレーズに、恵まれた地域資源を活用しながら人口減少問題の解決に向けてさまざまな施策を進めてきた。

そうしたなか今年1月、トヨタ自動車があらゆるものやサービスがつながる実証都市「コネクテッド・シティ・プロジェクト」を裾野市で展開することを発表し、大きな話題を呼んだ。網の目のように道が織り込まれる姿から〈ウーブン・シティ(Woven City)〉と名付けられたが、ウーブン・シティ構想はSociety 5.0時代を見据える裾野市の方向性と一致するものである。

裾野市は、2018年にデータ利活用推進本部を発足し、官民データ活用推進計画の策定やデータ利活用推進シティ宣言を行ったほか、職員や市民を対象に研修を実施するなど、データ利活用型人材の育成を進めてきた。

さらに、2019年には東京大学生産技術研究所との連携で「デジタル裾野研究会」を発足。インフラ系リアルデータを収集し、仮想空間で再現する「デジタルツイン」の構築などデータを活用したまちの課題解決に取り組んできた。

裾野市内の施設や交通機関などの情報が落とし込まれた「デジタル裾野」の画面

髙村謙二裾野市長は「一部からは『田舎と未来都市が結びつかない』との声もありましたが、『未来都市』が身近になりつつある今、人々が幸せになるためには、科学技術の進歩だけではなく豊かな自然との調和が必要です。そのような価値観とまちが持つ資源が評価され、日本が世界に向けてチャレンジするフィールドに選ばれたことを誇りに思います」と話す。

デジタル×クリエイティブで
次世代型近未来都市へ

新たな時代の流れを力にした新しいまちづくりを進めるうえで、髙村裾野市長は“デジタル”と“クリエイティブ”という2つのキーワードが重要になると話す。

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