2019年6月号
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シティプロモーションシンポジウム

地域の資産を結びつけた新たな価値創造を目指す、青森県むつ市

宮下 宗一郎(むつ市 市長)

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ワインが香る文化の披くまちへ

むつ市 市長 宮下 宗一郎氏

「Think different ~新たな価値の想像をめざして~」という演題で登壇した、むつ市市長の宮下宗一郎氏は、最初にスティーブ・ジョブズの「創造とは結びつけること」という言葉を紹介し、次のように話した。

「むつ市のシティプロモーションは、人口減少に歯止めをかけたり、交流人口を拡大したりすることを目標にするのではなく、その取組を通じて新しい価値を創造し、地域に希望ある未来をもたらすことを目標にしています。そしてジョブズの言葉どおり、特産品や絶景や遺跡など、地域にあるさまざまな資産一つ一つを結びつけた新しい価値の創造に取り組んでいます」。

“今”の発想で新しい価値をつくる

むつ市は、ワインの原料に適したブドウ「ピノノワール」の日本有数の産地となっている。本州最北端となるむつ市のワイナリーでは、国際コンクールでサントリーやメルシャンと並んで金賞を受賞するような優良ワインを生産している。「とはいえ、日本の良質なワインの生産地は他にもたくさんありますから、それだけでは新しい価値とは言えません。そこで“Think different”です。むつ市で盛んな家庭菜園とワインを結びつけた『むつ市ヴィニョーブル計画』を推進しています」と、宮下氏。“ヴィニョーブル”とはブドウ畑を意味するフランス語で、「むつ市ヴィニョーブル計画」とは、家庭菜園でブドウを育ててもらい、それを使って市民ワインを作る取組だ。

「市民がワイン造りの一端を担えば、自分たちが作ったワインに愛着が生れるでしょうし、それを知り合いに教えたいと思うでしょう。市民が生産者、消費者、プロモーターとなって、むつ市を『ぶどうの町・ワインの町』として有名にしていく。『むつ市ヴィニョーブル計画』はそういう試みです」。

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