2018年11月号
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民都大阪の革新力

関電グループ会社 「今の当たり前を疑う」組織で新事業創出に本腰

江口 忠博(ケイ・オプティコム 事業開発グループ部長)、平山 満(ケイ・オプティコム 事業開発グループ クラウド通訳プロジェクトリーダー)

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光ファイバーを使ったインターネット接続サービスや携帯電話サービスなどの事業を展開する関西電力系のケイ・オプティコム。関西に根差す大手企業でありながら、全国のパートナーと協働し、リーンスタートアップで新規事業を次々と創出しようとしている。

 

 

江口 忠博(ケイ・オプティコム事業開発グループ部長)

平山 満(ケイ・オプティコム事業開発グループ クラウド通訳プロジェクトリーダー)

今のあたりまえを疑う

ケイ・オプティコムが事業開発推進グループ(通称コクラボ)を開設したのは2016年6月のこと。既存の通信事業だけでなく新規事業でも利益を創出していく方針を掲げた。その背景として「光インターネットサービスが飽和期を迎えつつある。近年は携帯電話事業・電力小売事業に新たに取り組んできたが、更なる飛躍のため、これまでとは異なる領域で事業を作り出す必要があると考えた」と、コクラボを率いる江口忠博氏は語る。

コクラボ開設にあたり、新規事業に取り組む多くの企業にヒアリングを行い、既存事業を抱えながらも新規事業に取り組むというマインドを形成するところから始めた。「新規事業を生み出し続ける組織にするために、迷った時に立ち戻ることのできるビジョンを定めた。事業テーマの選定は、社会的意義に加えメンバーの想いを主軸に検討を行っている」と話す。こうして「『今のあたりまえを疑う』ことを忘れず、未来を描き続ける」というビジョンのもと、能動的に動く組織ができている。

同時に、経営陣に対しても、新規事業の困難さ、失敗を繰り返しながら進むことを理解してもらうよう認識を共有。また、事業開発過程においては、計画策定に時間を割くのではなく、試行・改善を短期に繰り返す手法をとった。「いいと思ったこと、やってみないとわからないことは、まずは試してみるという考え方で、早期の事業立ち上げを図った」と説明する。

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