2018年4月号「SDGs×イノベーション」完売!
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SDGsの目標やターゲットは、「実現されることを待っている未来」であり、戦略を考える起点となる。Japan Innovation Network(JIN)の西口尚宏・専務理事が、SDGsがもたらす、企業にとってのビジネス機会、オープンインベーションの可能性を語る。
西口 尚宏(一般社団法人Japan Innovation Network 専務理事)
Japan Innovation Network(JIN)は、イノベーションを起こし続ける世界の産官学のベストプラクティスを調査した経済産業省「フロンティア人材研究会」が母体となり、2013年7月に設立されました。イノベーションを加速・支援するアクセラレーターであり、「大企業からのイノベーション創出活動」に注力しています。
イノベーションを説明する際、シュンペーターの「新結合」という言葉がよく引用されますが、実はシュンペーターは「慣行軌道の変更による重心の移動」とも表現しています。つまり、従来の軌道の延長線上にはない大きな変化を起こすことで経済成長が進む、それがイノベーションである、というのが彼の主張です。
イノベーションというのは成長戦略の話です。その点で、SDGs(持続可能な開発目標)はまさに、イノベーションの機会と言えます。SDGsは2030年に向けた17の目標、169のターゲットから成ります。それらの目標やターゲットは、今までのやり方では不可能なことばかりです。
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