着眼大局・着手小局の事業展開/オムロン「ドコモ・ヘルスケア」

オムロン ヘルスケアとNTTドコモによって設立されたドコモ・ヘルスケア。リストバンド型活動量計「ムーヴバンド」を中心に、サービスを展開する。広い視野のコンセプトを持ち、仮説を小さく早く検証する、同社の事業の立ち上げ方とは。

新規事業開発のポイント

コンセプトを捉える際には広く物事を捉え、事業化に取り組む際には細かく要点を精査する

 

前回は、パナソニックの「Wonder LAB Osaka」の取り組みから「コンセプトに合わせて優先順位を明確にし、重要度が高いものを優先して実現する」という視点が得られた。

今回は、オムロンの竹林一氏らが立ち上げた、ドコモ・ヘルスケアの取り組みを紹介し、同時に「社会価値を組み込んだ新規事業開発」を起こすための要点を見出していく。

オープンイノベーションよる製品とサービスの融合

ドコモ・ヘルスケアは2012年7月にオムロン ヘルスケアとNTTドコモによって設立され、それぞれが持つ機器開発とサービス開発の強みを生かした事業開発を行っている。同社が販売するムーヴバンドは、歩数、移動距離、消費カロリー、睡眠時間、睡眠状態を計測し、データを自動転送し、アプリで日々の活動や健康に関する状態をチェックすることが出来る。この計測には、オムロン ヘルスケアの精密技術が生かされている。

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