オリンパスの「未来のカメラ」 MITメディアラボと商品化

マサチューセッツ工科大学メディアラボや国内のエンジニアとの共創から生まれた、オリンパスのオープンプラットフォームカメラ「AIR」。その開発ストーリーに迫った。

オープンプラットフォームカメラ「OLYMPUS AIR」

今年3月にオリンパスが発売した「OLYMPUS AIR」は、ファインダーを持たない、筒状の一風変わったレンズ交換式ミラーレスカメラだ。単体での撮影はもちろんのこと、スマートフォンやタブレットとWi-Fi接続し、専用アプリを使った手軽な撮影や多彩なエフェクトが可能になる。CMは打たず、販売はネットのみで家電量販店には並んでいないが、口コミでファンを獲得しじわじわと販売が拡大、7月にはアメリカでも発売した。

コンセプトは「オープンプラットフォームカメラ(以下、OPC)」。カメラコントロール技術やボディの3Dデータを公開しており、操作するアプリやボディを彩るアクセサリーをユーザー自らが開発できる。製品発表後は全国でハックイベントを開催してきた。

カメラコントロール技術は公開され、自由にアプリやアタッチメントを開発可能

「例えばマサチューセッツ工科大学(以下、MIT)の学生はドローンに載せた空撮システムを開発しました。ほかにもソフトバンクのPepperと連動するセルフィアプリや、顔認証や音声認証を組み込んだ自動撮影システム、3Dプリンターで作ったアクセサリーなど、発売3カ月でさまざまな分野から活用例が生まれています」と、オリンパスモバイルシステム開発本部の石井謙介課長は話す。

石井 謙介(オリンパス モバイルシステム開発本部 画像技術部 研究1グループ 課長)

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