2014年9月号
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社会イノベーションの起こし方

道州制は新「地域ビジネス」の契機に 松浪健太衆議院議員に聞く

松浪健太(衆議院議員)

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「究極の構造改革」といわれる道州制。道州への権限移譲で行政の効率化や財政の健全化が進み、新しいビジネスチャンスも生まれる。道州制のキーマン、松浪健太衆議院議員にその構想を聞いた。
聞き手:政治経済評論家、元衆議院議員 谷本 龍哉 氏

 

松浪健太 衆議院議員

人口減の今こそ道州制を

谷本 今、なぜ道州制が必要なのでしょうか。

松浪 道州制とは、一政策というよりも明治維新に近いものだと考えていただきたい。明治維新の中でも一番大きな改革は廃藩置県ですが、これにより殿様が持っていた土地を朝廷が収め、藩を廃して府県を置くことになりました。そして、学制(教育)、徴兵令(軍事)、地租改正(税制)の三大改革によって中央集権国家を作りました。

しかし現在は、人口減による財政危機や地方の衰退など、待ったなしの問題を抱えている。これらの危機を打開するには、道州制によって明治以来約140年続く国のかたちを大きく変えることです。

谷本 具体的にはどのような構想を描いていますか。

松浪 47都道府県を廃止し、全国を9~13程度の道州に統合する。国の役割は通貨政策・外交・安全保障といった国家戦略に専念し、内政に関わる業務の多くを国から道州に移すというものです。これは単なる府県合併ではありません。国から道州に権限譲渡が進めば、国家公務員を大幅に削減でき、道州は地域に合ったきめ細やかな政策が実施できるようになる。中央省庁は外務省、防衛省、財務省、法務省、内務省の5つで済むでしょう。

谷本 行政の形はどう変わるのでしょうか。

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