「日本一幸せな会社」を継ぐ覚悟

「残業禁止」や「年間の休日数140日」などユニークな社内制度を持ちつつ、優れた製品で高収益体質を実現し、各方面から注目を集める未来工業。新社長が就任してから1年が経過した今、改めて未来工業の「独自性」に迫る。

山田 雅裕 未来工業 代表取締役社長

年間140日の休日数、70歳定年制など独自の制度を設け、「ホワイト企業」として名を馳せる未来工業。1965年に設立され、電気設備資材、給排水設備などの製造・販売を行い、各分野で高いシェアを誇る日本を代表する企業である。

未来工業にとって、2013年は大きな変革の年となった。先代社長・山田昭男氏の長男・雅裕氏を新たにトップに据えたのである。新社長のもと、未来工業は今後どのような成長を見せるのか。事業、企業倫理の両面で影響力が大きい企業だけに注目が集まっている。

「残業禁止」の独り歩きは勘弁

未来工業は、先代社長・山田昭男相談役の著書『日本一社員がしあわせな会社のヘンな“きまり”』で一躍、同業者以外にも注目される存在となった。「先代がもう一人の創業者・清水昭八と『未来座』という劇団を運営していたのですが、芝居では食えないので、一旗揚げようと始まったのが当社です。当時はそんな言葉はなかったと思いますが『ベンチャー』ですね」

その芝居関係の絵画と自身の趣味だというUKロックのポスターが混在した社長室で、山田雅裕社長は語ってくれた。なるほど、この奇異な立ち上げのエピソードからも一般的な会社とは一線を画すことがうかがえる。

さて、「ホワイト企業」という側面がピックアップされがちな未来工業であるが、改めてどのような会社なのだろうか。

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