自動車流通革命で作る新市場

これまで、ディーラーや中古事業者を中心に動いてきた自動車小売り。メーカーを中心とした流通の縦割り構造が、国内では独特の市場を形成してきた。ここに今、風穴が空き、新たな市場が生まれようとしている。

中古自動車販売成長、新車ディーラーをライバル視

ファミリー」、「アクティブ」、「ファッション」、「エコ&エコ」、そして「ドライビングプレジャー」という5つのカテゴリーで展示車が分類されたWOW! TOWN。写真はファッションコーナー

いま、自動車流通革命を狙っている企業がいる。

それは、中古車買取大手のガリバーインターナショナル(以下、ガリバー)だ。

福島県郡山市で創業して今年19年。北海道から沖縄まで、全420店舗、正社員数2000人の企業へと成長した。近年は事業主体を買取から販売へと広げている。先代から経営の指揮を任された同社の羽鳥由宇介社長(42)は、こう話す。

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