経産省、地域の未来の中核企業2148社を選定

 

経済産業省は、2017年12月22日、地域の中核企業として「地域未来牽引企業」を2148社選定した。地域経済牽引事業の担い手の候補となる企業で、地域特性を生かした高い付加価値の創出や、地域の他の事業者に対する経済的波及効果が期待されている。

 

これらの企業は、企業情報データベースに基づく定量指標の評価と、自治体や商工団体、金融機関による推薦の2つの方法の選抜、および外部有識者委員会の検討を踏まえて選定した。地域未来牽引企業に選ばれた企業は、各地の経済産業局が設置する地域未来投資促進室と、都道府県ごとの地域未来コンシェルジュによるサポートが受けられる。経産省では、これらの企業に対する支援として、支援施策や他事業者の取組事例などを掲載したメールマガジンの発信や、選定証の交付も予定している。

 

選定企業の例としては、Spiber(山形県鶴岡市)MICOTOテクノロジー(鳥取県米子市)多摩川精機(長野県飯田市)西村屋(兵庫県豊岡市)ロックオン(大阪市)医療法人鉄蕉会(千葉県鴨川市)などがある。

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