三菱地所がアパートメントホテル事業に参入 1号物件を築地に4月開業

三菱地所および三菱地所ホテルズ&リゾーツ(以下、MJHR)は2026年2月2日、長期滞在ニーズに対応する新ブランド「WAYPOINT」を立ち上げ、アパートメントホテル事業に参入すると発表した。展開するのは、主にインバウンドをターゲットにした多人数・複数泊対応のアパートメントホテルで、三菱地所がソーシング・計画を手掛け、MJHRが運営する。今後、2030年までに10軒の開業を目標にしている。

「WAYPOINT TSUKIJI TOKYO」のエントランスのイメージ

第1号物件は既存施設をリノベーションした「WAYPOINT TSUKIJI TOKYO」で、東京メトロ日比谷線「築地」駅より徒歩約1分の立地に2026年4月1日に開業する。同ホテルでは、環境への配慮と心地よい滞在の両立を目指し、館内各所に木材をはじめとしたサステナブルな素材を採用。客室は最大6名まで宿泊可能で、一部客室にはミニキッチンや洗濯乾燥機を備えた。また、多言語対応が可能なスタッフが宿泊をサポートする。2月2日に公式ウェブサイトがオープンし、宿泊予約の受付を開始した。

近年、インバウンド需要の回復・拡大と宿泊スタイルの多様化が進んでいるが、一般のホテルではファミリーやグループなどの受け入れに限りがあり、アパートメントホテルなど多人数・複数泊の宿泊ニーズに応える宿泊施設の整備が期待されている。三菱地所とMJHRは、今後ホテル事業の多角化と拡大を進めるとともに、開発・運営能力に磨きをかけ、日本の観光産業の高付加価値化への貢献も目指していく。