第10回プラチナ大賞 阿佐海岸鉄道、一関工業高専などが大賞に

プラチナ構想ネットワークとプラチナ大賞運営委員会が開催する「第10回プラチナ大賞」は、最終審査発表会・表彰式を実施し、2022年10月24日に結果を発表した。プラチナ大賞審査委員会の審査の結果、全44件の応募の中から、大賞2件と、優秀賞13件が選ばれた。

「大賞・総務大臣賞」は、徳島県、高知県、阿佐海岸鉄道(月刊事業構想2021年2月号参照)が受賞した。取り組み名称は「道路と鉄路の「二刀流」DMV~世界初に乗りに行こう!~」(写真)。「大賞・経済産業大臣賞」は、岩手県、一関市(岩手県)、一関工業高等専門学校が選ばれた。取り組み名称は「すり足・ふらつきに着目した認知症予防・早期発見デバイス『D-walk』の開発について」。

優秀賞は、「新しい時代のまちづくり賞」を長野県小諸市の「ウエルネスシティ信州小諸(月刊事業構想2022年2月号参照)」が、「DX社会賞」を東芝、東芝データの「データ活用で実現する人中心のDXサービス~共生し、繋がる社会~」が受賞している。

「プラチナ大賞」は、少子高齢社会や過疎化などの課題先進国である日本が目指すべき理想の社会を目指した活動をする団体を公募し、優れた取組を表彰するもの(月刊事業構想2017年11月号参照)。

プラチナ大賞_DMV