にんべんや広島電鉄など206件認定 企業メセナ協議会「This is MECENAT 2026」

公益社団法人企業メセナ協議会(東京都港区芝5-3-2、理事長・夏坂真澄氏)は2026年7月9日、企業や企業財団による芸術文化支援活動を認定する制度「This is MECENAT 2026」の審査結果を発表した。有識者による審査を経て、206件、148社・団体の活動が認定された。

This is MECENAT公式HPより

今回の認定では、地域の美術館やギャラリーを通じて身近にアートを楽しめる取り組みや、子どもたちの音楽教育・食育にかかわる活動など、新たに31件が加わった。代表的な認定活動として、株式会社にんべんが手がける「にんべんだしアンバサダーコミュニティの運営と食育活動を通した生活者へのだしライフデザインの提案」、広島電鉄株式会社が運営する「走る美術館」、Seiko Summer Jazz Camp事務局とセイコーグループ株式会社による「Seiko Summer Jazz Camp」が紹介されている。

「This is MECENAT」は、全国各地で行われる多様な企業メセナの社会的意義を示すことを目的に、2014年に創設された認定制度である。メセナとは、芸術文化振興による心豊かなより良い社会づくりを指す。認定を受けた活動には「メセナマーク」というシンボルが発行され、This is MECENAT公式サイト内の「メセナアーカイブ」で順次公開される。認定活動は、翌年に実施される顕彰事業「メセナアワード」の選考対象にもなる。

審査は、プロジェクトの企画・運営への主体的な関与、企業としての芸術文化振興活動の位置づけ、活動の幅広い展開や継続への意欲と可能性という三つの視点を軸に、有識者が総合的に評価した。審査委員長は、千葉市美術館館長で日本博物館協会会長を務める山梨絵美子氏が担った。

認定活動の詳細は、This is MECENAT公式サイト(https://mecenat-mark.org/)で順次公開される予定だ。