本学プロジェクト研究発 「かだいコーヒー」、実証3地域へ 9月8日に共創ワークショップ

事業構想大学院大学、広島県三次市、スターライト工業株式会社が締結した連携協定のもと開講された「三次市みらい価値共創プロジェクト研究」(2026年3月修了)。同研究から生まれた構想「かだいコーヒー」が、いま地域を越え、企業を巻き込むオープンイノベーションへと育っている。

「かだいコーヒー」は、地域の課題や相談に答えるとコーヒーが無料になる仕組みだ。カフェという日常空間と「無料」というインセンティブを行動のきっかけに、普段は言葉にされない「市民」の本音を集めるプロジェクトだ。

2026年1月に広島県三次市で実証実験が始まってから約8カ月。舞台は島根県浜田市、京都市伏見区へと広がっている。そして、集めた声を具体的な解決策につなげる新たなフェーズとして、2026年9月8日大阪市で共創ワークショップが開かれる。

「かだいコーヒー」を構想したのは、村尾直哉氏(同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程)だ。「三次市みらい価値共創プロジェクト研究」に参画し、博士論文研究で培った行動経済学の知見と、「お得にコーヒーを飲みたい」という誰もが持つ動機を掛け合わせて、この仕組みを構築した。

今回のワークショップでは、3地域で集めた市民のつぶやきや違和感を題材に、参加者が持ち寄る技術・事業・スキルといったアセットを掛け合わせ、実践的な課題解決のアイデアを生み出す。当日は浜田市地域政策部定住関係人口推進課、黒沢まちづくり委員会事務局長で黒沢まちづくりセンター長の齋藤隼一氏、合同会社RMU代表CEOの本多理恵氏がフィードバック役として登壇する。行政や地域の当事者が場に立ち会うことで、生まれたアイデアはそのまま実験フィールドでの実証へとつながる可能性もある。

自治体の基盤、市民の声、共創者のスキルを掛け合わせ、実際の地域フィールドでの実証実験へとつなげるエコシステムの形成へ。9月8日の共創ワークショップでは、また新たな実証が生まれる場として期待される。

【開催概要】『市民の声』から始める、課題解決ワークショップ
〜島根・広島・京都のリアルな課題から解決アイデアを考えよう〜

  • 日時:2026年9月8日(火)15:30〜17:30(受付開始15:00)

  • 会場:QUINTBRIDGE 2階

  • 住所:大阪市都島区東野田町4-15-82/NTT西日本オープンイノベーション施設

  • 参加費:無料/定員:先着30名

  • 申込:Peatix(https://peatix.com/event/5140973)

  • 登壇者

    ・浜田市地域政策部 定住関係人口推進課

    ・黒沢まちづくり委員会 事務局長 / 黒沢まちづくりセンター長 齋藤 隼一氏

    ・合同会社RMU 代表CEO 本多 理恵氏

  • 主催

    ・村尾直哉氏(同志社大学大学院総合政策科学研究科博士後期課程)

    ・福井健太郎氏(NTT西日本経営企画部ミライ事業共創室QUINTBRIDGEコミュニケーター)

    ・同志社大学政策学部風間ゼミ かだいコーヒープロジェクト

  • 詳細https://www.quintbridge.jp/event/detail/202608171515.html