松本微生物が国産菌根菌を量産 肥料依存からの脱却へ貢献

(※本記事は「JAcom 農業協同組合新聞」に2025年3月21日付で掲載された記事を、許可を得て掲載しています)

微生物の受託培養や製剤化などを事業として手がける松本微生物研究所(長野県松本市)は、化学肥料の使用量削減や有機農業の拡大に貢献する微生物として注目される国産のアーバスキュラー菌根菌(AM菌)の生産量を拡大する。

AM菌の共生模式図
AM菌の共生模式図

持続可能な農業や環境保全の観点から、AM菌の需要が高まっている。特に、政府が掲げる「みどりの食料システム戦略」において、化学肥料の使用量30%削減や有機農業の拡大が目標とされており、AM菌はこれらの達成につながる微生物として注目されている。

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