炭化廃車・廃家電と炭化下水汚泥を活用 藻場再生と漁礁形成に挑戦

大末建設は、大木工藝と共同で、炭化した廃車・廃家電と炭化した下水汚泥を組み合わせ藻場の再生と漁礁の形成を目指すプロジェクトに取り組んでいる。炭化技術を活用することでCO2削減を図ると同時に廃プラスチック削減、海洋の活性化を目指しており、協業する事業者、自治体を募っている。

聞き手 : 小宮信彦 事業構想大学院大学 特任教授、電通 ソリューション・デザイン局 シニア・イノベーション・ディレクター

左から、大末建設社長の村尾氏、同社の片岡氏、山田氏

小宮 「Daisue×Ohgi Blue Carbon Project」が生まれた経緯についてお聞かせください。

「Daisue×Ohgi Blue Carbon Project」では、プラスチックを多く含む廃車、使用済み家電などの廃棄物を活用した藻場の再生を目指している

村尾 当社は、業界トップクラスの施工実績を持つマンション建築、そして一般建築、さらに既存建物の増築やリノベーション等のリニューアルの3つを柱として、事業を展開しています。ただ、すべてが請負仕事であり、自社事業を新たに創出すべく、新規事業担当部署を2020年に設けました。

全文をご覧いただくには有料プランへのご登録が必要です。

  • 記事本文残り82%

月刊「事業構想」購読会員登録で
全てご覧いただくことができます。
今すぐ無料トライアルに登録しよう!

初月無料トライアル!

  • 雑誌「月刊事業構想」を送料無料でお届け
  • バックナンバー含む、オリジナル記事9,000本以上が読み放題
  • フォーラム・セミナーなどイベントに優先的にご招待

※無料体験後は自動的に有料購読に移行します。無料期間内に解約しても解約金は発生しません。