観光業界で、今注目のトラベルテック企業とサービス
コロナ禍の中、日本の観光産業でも様々な領域において、トラベルテックとそれを活用したサービスが生まれてきている。ここでは注目のサービスとその開発・運営を行っている企業をまとめて紹介する。
SQUEEZE
遠隔接客サービスのスマートホテルを運営
スマートホテル「Minn」を展開。オンラインチェックイン、エクスプレスチェックアウトを導入し、予約からチェックアウトまでの手続きがスマホ上でシームレスに完結する。遠隔接客サービス「クラウド運営チーム」によるオンラインサポートに加え、常駐スタッフが滞在をサポートする。「クラウド運営チーム」は複数ホテルを一元管理し、フロント業務などを遠隔で提供するサービス。
unerry
リアル行動ビッグデータで観光客の動態把握
リアル行動データプラットフォーム「Beacon Bank」を運営。GPSとビーコンによる屋内外のリアル行動データを収集しAI解析することで、観光地のリアルタイムの混雑度や移動手段、行動特徴、性別・年代などを可視化できる。過去には「箱根地域の利用集中期における交通渋滞」の解決に向け、リアル行動ビッグデータを活用した「交通動態の把握」と「渋滞解消の検証」などを行った。
令和トラベル
スマホとカードで完結する海外旅行予約
「あたらしい旅行を、デザインする。」をミッションに、海外旅行における新しい体験や、新しい社会価値の提供を目指すデジタルトラベルエージェンシー。2022年4月より、スマホとカードで完結する海外旅行予約アプリ「NEWT」を提供。リアル店舗はなく、予約・管理業務を完全デジタル化することで、いつでもどこでも手軽にスマートフォンから旅行の予約ができるようにした。
RYDE
観光地までの二次交通をDX
「地域公共交通のデジタル化を通じた社会のリデザイン」をミッションに掲げ、全国の地域公共交通のDX推進に取り組む。事業の大小や対象地域を問わず、鉄道、バス、路面電車、旅客船などの様々な乗車券を、簡単かつ持続可能にデジタル化を実現するモビリティプラットフォーム「RYDE PASS」を運営。交通事業者や自治体が導入することで、観光産業を含む地域経済全体の活性化につながる。
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