福祉事業のAHCグループ 障害福祉サービスと環境循環モデル循環

高付加価値の障害福祉サービスとユニークな環境循環型モデル事業の融合により、双方が抱える課題解決への一歩を歩み出したAHCグループ。同社社長荒木喜貴氏に、そこに至るまでのストーリーとこれからの青写真を聞いた。

聞き手 : 角田 太一 事業構想修士

 

「人を想う」という理念のもと、首都圏を中心に福祉、介護、外食事業116事業所を展開するAHCグループ。その特徴は、様々な顧客のニーズに応えるための業態の多様性だ。

主力となる福祉事業(障害児通所支援・就労支援事業等)では未就学から成人後までのサポートを実現、介護事業では異なる価値提供を行うサービスを通して、「社会福祉に特化した人生の総合サポート企業」を目指している。

小さな「想い」の積み重ねが
強みをつくる

そんなAHCグループの歴史は、2007年、千葉市と板橋区の小さな一軒家から始まった。

きっかけは、荒木氏がたまたま介護施設を見学した時に見た光景である。「それまでの人生を精一杯生きてきた人たちが過ごす場所だと考えると、疑問しか浮かばなかった。もっと輝ける場であるべきではないか。だったら、自分たちの親や家族がいつか過ごす場所として理想的な介護施設をつくろう。そんな想いでスタートしました」(荒木氏)。

荒木 喜貴 AHCグループ代表取締役社長

しかしながら、戦略や戦術、強みも差別化するものものなく、利用者が集まらない状況が続き、ひたすら仲間とともに試行錯誤を繰り返した。利用者を想う気持ちだけは他のどの施設にも負けないつもりで走り続け、同時にその「想い」の具現化を模索したという。

たどり着いたのが、ニーズがありながらも競合が行わないような24時間利用や、家のようにくつろぎたいという声を反映させた一軒家の施設利用等、「顧客目線に立つ」と「自分たちにできる精一杯」の積み重ねであった。そうすることで、少しずつ選んでもらえる介護施設になっていったという。

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