シェアサービスをもっと簡単に 日本初のプラットフォームが登場

資源消費やCO2排出量の削減に寄与するシェアリングエコノミー。11月、複数のシェアリングサービスをワンストップで提供する、日本初のプラットフォ―ム「ShareSPOT」がINFORICH社からリリースされた。新しい経済圏は、社会をどのように変えるのか。

秋山 広宣 INFORICH 代表取締役社長(11/1シェアリングエコノミー協会「SHARE SUMMIT 2022」での会見の模様)

SDGsの目標達成にも貢献する
シェアリングサービス

モノ・場所・スキルなどの遊休資産を売買・貸借するシェアリングエコノミー。同サービス市場は2021年度に過去最高の2兆4,198億円を記録し、2030年度には14兆2,799億円にまで拡大すると予想されている(シェアリングエコノミー協会・情報通信総合研究所調べ)。

シェアリングエコノミーはSDGsにも多面的に貢献する。特に、製品の製造やごみ処理時のCO2排出量削減効果と資源消費の削減効果が大きく、「つくる責任つかう責任」(目標12)と「気候変動に具体的な対策を」(同13)へ寄与する。

こうしたシェアリングエコノミーの可能性を拡張し、サステナブルな社会の形成と、消費者のライフスタイルの利便性向上を目指した日本初のシェアリングサービスプラットフォームアプリ「ShareSPOT」が11月1日にリリースされた。自転車や電動キックボード、傘、モバイルバッテリーなどのシェアリングサービスがアプリ上からワンストップで利用できる仕組みだ。

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