食を通じて社会課題を解決 導く能力持つ料理人を育てる

今年で10回目を迎える若手料理人のコンペティション「RED U-35」(RYORININ's EMERGING DREAM U-35)は、料理を通じて社会の課題解決を図ろうとしている。新しい料理人の創出を目指すRED PROJECTの具体的な取り組みと、大阪・関西万博に向けた道筋を聞いた。

聞き手 : 小宮信彦 事業構想大学院大学 特任教授、電通 ソリューション・デザイン局 シニア・イノベーション・ディレクター

西原 史郎 ぐるなび 執行役員 プロモーション事業部
食と観光企画部 部長 高付加価値事業推進室 室長

食業界の総力を挙げて
料理人コンペティションを開催

小宮 RED U-35を始めた経緯は。

西原 「RED U-35」は、新しい世代の、新しい価値観を持った35歳以下の料理人(クリエイター)を見いだし、世の中に後押ししていくため、日本の食業界の総力を挙げて開催している料理人のコンペティションです。若手を育成することがこれからの日本の礎になると考えていたぐるなび会長の滝久雄が、小山薫堂さんに思いをぶつけ、実現しました。また、若手料理人と歴代審査員が集い、イノベーションや新たなムーブメント創出の基点となることを目指すコミュニティ「CLUB RED」の運営も行っています。

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