ライフエンディング期のコンサル 人生後半の課題に顧客と取り組む

1932年の創業から90年の歴史を持ち、唯一の東証プライム上場の葬儀会社である燦ホールディングス。社会と葬儀トレンドの変化を受け、新中計では「ライフエンディングのトータルサポート企業」を打ち出した。この新たなビジョンのもと取り組む新規事業について、社長の播島氏に話を聞いた。

播島 聡(燦ホールディングス 代表取締役社長)

全国に4000~5000社あると推定されている葬儀社の中で、東証プライム市場に上場している唯一の葬祭事業会社が燦ホールディングスだ。1932年、当時、家族経営が多かった葬儀を事業として捉え、近代化を進めるなかで株式会社としてスタートした「公益社」が、同社の始まり。戦後の高度成長期に核家族化が進む中では、「これまで地域で支えていた葬儀が、いずれセレモニー専用の施設に移行する」といち早く予測し、1971年に大阪府吹田市に千里会館をオープン。1994年には、業界で初めて、当時の大阪証券取引所・新二部へ上場した。その後、2004年の公益社の会社分割・持株会社移行により、現在の燦ホールディングスが誕生した。

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