スタートアップ予算が3倍に 経済産業省2023年度概算要求

スタートアップの創出・育成を重点政策と位置づける岸田政権。経済産業省の2023度概算要求では、「スタートアップ・イノベーションの創出」に前年度当初予算比で約3倍となる180億円が計上された。

海外のスタートアップイベントへの出展支援などを行う「ユニコーン創出支援事業」を創設する

政府は今年8月、スタートアップ政策の司令塔として内閣に「スタートアップ担当大臣」のポストを新設すると発表。スタートアップ担当大臣の元、2022年末をめどに「スタートアップ育成5か年計画」を策定し、日本のスタートアップを今後5年で10倍に増やす方針を掲げた。

山際大志郎経済再生大臣が兼任するスタートアップ担当大臣は、スタートアップ支援策を一元的に実施する。世界に伍するスタートアップ・エコシステムをつくり上げ、持続可能な経済成長と社会課題解決の両立を図るべく、行政各部の所管する事務の調整を担当する。

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