イノベーションリーダーへ 「挑戦の中期」では基盤づくりを徹底
ナブコと帝人製機が統合し、2003年に誕生したナブテスコ。各分野でニッチトップとなり成長してきた。技術の核はモーションコントロールで、産業に欠かせない製品・サービスをグローバルに展開している。長期ビジョンに「イノベーションリーダー」を掲げる同社の構想を、木村社長に聞く。
ニッチトップを極め
海外展開に取組んだ20年
ナブテスコは2003年、流体・空圧制御技術を持つナブコ(1925年設立)と切削・組立加工技術を持つ帝人製機(1944年設立)が統合して誕生、今年で20周年を迎える。
両社の技術基盤を融合し、ものを「うごかす、とめる。」のモーションコントロール技術を中核に、幅広い分野でグローバルに事業を展開。現在、精密減速機、油圧機器、鉄道車両用機器、航空機器、舶用機器、商用車用機器、自動ドア、包装機の8つの事業領域において、トップシェアの製品を数多く持つ。
ナブテスコ社長の木村和正氏は、「社会インフラに直結する重要な部分でのニッチトップ事業を持つ2社が統合して設立したという、生い立ち自体が非常に大きなエポックメイキングだったと思います」と振り返る。
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