顧客の思いを実現する空間をデザイン 多様な専門性を融合、新価値を生む

社会の多様化するニーズに応えるため、住宅やオフィスをはじめ、ホテルや商業施設、医療施設といった多岐にわたる施設デザインを展開する三井デザインテック。「Design Everything」をステートメントに、根本から空間を捉え直し、革新的なデザインソリューションを提供することを目標としている。

 

村元 祐介(三井デザインテック 代表取締役社長)

「Design Everything」で
空間を根本的に捉え直す

三井デザインテックは住宅やオフィスをはじめ、ホテルや商業施設、医療施設など、あらゆる生活や事業に必要な施設のインフィル(内装・設備・間取り・家具)を提供する事業を展開。2020年10月には三井デザインテックと三井不動産リフォームが統合、「三井のリフォーム」ブランドの住宅リフォームやコンバージョンも手がけている。

「現在の社会では、住まいも働き方も多様化していることに加え、それらの境界が曖昧になっています。私たちはそのようなニーズに応え、空間デザインでソリューションを提供し、社会や人々の暮らしに貢献していきます」。

同社代表取締役社長の村元祐介氏はこう話す。2020 年の統合で、新生「三井デザインテック」が始動した際は、企業ステートメントの「Design Everything」とミッションの「くらしと社会の未来をつくる」を新たに策定した。「Design Everything」には、デザインは表面的な意匠だけではなく、対象を根本的に捉え直すこと、という意味を込めている。

世の中でデジタル化が進んでいるほか、コロナ禍を機に働き方や暮らし方が変化。さらにコロナ禍の経験を通じて、リアルの場の重要性が再認識されるようになった。また、「持続可能な開発目標(SDGs)」やウェルビーイングのような、新しい価値観も拡がっている。

このような中、ステートメントとミッションを実現するには「事業の垣根を越えてクロスオーバーさせ、多様な視点や知見を結集することが不可欠です」と村元氏はみる。三井デザインテックでは、デザインから施工まで、一貫して実施できる能力を持つという強みを最大限に発揮して、他社にはできない最適なソリューションを顧客に提供していく方針だ。

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