「グローバルワーク」のアダストリア 変わるニーズに応えつづける

1953年の設立から昨年で70周年を迎えたアダストリア。アパレルをはじめ雑貨や家具、飲食など、暮らしを彩る多様なカテゴリーへとビジネスを広げている。2024年2月期は過去最高の業績となった同社の次なる成長のカギは他社との共創だ。

木村 治(アダストリア 代表取締役社長)

主力ブランドやECが成長
コロナ禍中の種まきが結実

ファッションを通じて人々の心を豊かにし、生活に楽しみをもたらすことを使命としてきたアダストリア。ライフスタイルとファッションの分野においてグループで30を超えるブランドを擁し、リアルとオンラインを合わせ、国内外で約1500店舗を展開。アパレルに加え、雑貨や家具、飲食、アウトドアからスポーツまで、暮らしのなかの様々なシーンへ、ファッション性を強みとしたアイテムやサービスを、マルチカテゴリーで提供している。

同社社長の木村治氏は「“Play fashion!”というミッションを打ち出していますが、これはファッションだけではなく、衣食住に係るすべてを対象に含めています。“Play fashion!”を謳いながらライフスタイル全体をカバーするべく、これまでビジネスの領域を広げてきました」と話す。

2024年2月期の決算で、売上高、営業利益共に過去最高を達成した同社。

「特に、主力ブランドである『グローバルワーク(GLOBAL WORK)』が、年間売上500億円を超えるブランドに育ったことが、大きな要因でした」

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