イトーヨーギョー 他にないコンクリート製品の開発・販売に注力

大阪市に本社を置き、コンクリート製品を手掛けるイトーヨーギョーは、社是の下で独自性や優位性を高め、「他社にない製品の開発と販売」に注力してきた。近年は「自前主義」だけでなく他社の技術も取り入れ、環境問題などの課題やニーズに応える新製品の開発も推進している。

畑中 雄介 イトーヨーギョー 代表取締役社長

日本でいち早くコンクリート製品
製造技術「バイコン製法」を導入

イトーヨーギョーは1950年に兵庫県明石市で、建設資材を販売する伊藤商店として創業。社是の下で独自性や優位性を高め、「他社にない製品の開発と販売」に注力してきた。現在の事業は、「コンクリート営業部」と「建築設備部」の2本の柱で構成されている。

「私たちの原点は、『小さくて強い会社』です。従業員は125人で規模感が大きくないので、意思決定から実行に移すまでの期間が短く、スピーディーなのが大きなメリットです。また、一人ひとりの役割や責任が大きいため社員のスキルアップにつながり、キャリア形成もしやすいと思います」。

2024年4月に代表取締役社長に就任した畑中雄介氏は、こう語る。また、「自ら需要をつくれる企業」として、顧客の声を独自のビジネスモデルに乗せて理想の形に近づけ提案し、道路や下水道・環境・空調衛生設備など様々な分野の社会インフラに貢献してきた。

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