2020年3月号

MPD通信

OIH×阪大VC×事業構想大 技術シーズの事業化ワークショップ開催

月刊事業構想 編集部

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技術シーズの事業化
大阪大学と共同プログラム実施

事業構想大学院大学では、様々な形で産官学連携のプロジェクトを開催している。本学で学ぶ大学院生もこれらのプロジェクトに参加でき、多様なプロジェクトから多くの示唆を得ることができる。

昨年12月22日、大阪イノベーションハブ、大阪大学ベンチャーキャピタル、事業構想大学院大学(大阪校)の共催で「大阪大学技術シーズに基づく事業化構想ワークショップ」を開催した。本プログラムには希望した院生が参加し、自らの事業構想とは異なる「大阪大学技術シーズ」をベースに、これまで履修・習得した知識を駆使し、短時間で事業構想案をまとめることを目的とした、大阪校としては初の産官学連携プログラムである。

当日は、大阪大学 産業科学研究所産業科学ナノテクノロジーセンターの神吉輝夫 准教授がライフサイエンスに関する技術シーズを、大阪大学大学院理学研究科 高分子科学専攻 大﨑基史特任講師がナノテクノロジー・材料に関する技術シーズをそれぞれ紹介。その後、本学 森井理博 特任教授が事業化フレームワークに関するレクチャーおよびリーンキャンバス・事業化構想に関し説明した。院生は、「ライフサイエンス」、「ナノテクノロジー・材料」のグループに分かれ、事業化フレームワークや事業アイデアを検討するワークショップに参加し、各グループでまとめ上げたビジネスモデル案を発表。質問やコメントも数多く出され、活発な議論が展開された。

最後には、大阪大学の教授陣からは「発表された構想は今まで考えていなかった活用方法で、新しい発想にインプレッションを得ることができた」と好意的な講評を得た。今後も本学では、院生も参加する形で産官学連携のプロジェクトを推進していく。

本学の森井理博 特任教授によるレクチャー

大阪大学大学院 大﨑基史 特任講師も加わり、本学 院生とディスカッション

大阪大学 神吉輝夫 准教授には、多様な視点からアド バイスを受けた

 

院生の声

経営者視点に啓発され
新事業を考える刺激

石橋 剛(いしばし・つよし)
東急ステイサービス 経営管理室
東京校7期生(2018年度入学)

勤務先で経営管理を担当しており、変化する外部環境に対応するため、既存事業のイノベーションや新規事業を生み出していく必要に迫られています。自分のノウハウや社内の経営資源では不足しているところを体系的に学べることを知り入学しました。

授業には、企業内での実践論と、学術的なメソッドの両方があります。経営者の教員や会社経営に携わる同期生からは、会社では学べない経験知が得られ、大いに刺激になっています。

私は、勤務先の不動産アセットを地域活性化につなげたり、本来と異なった目的を持たせることで付加価値を高めるビジネスモデルを構想しています。色々な方との交わりの中で議論を重ねることで、価値観が変わり、今までになかった新しい見方が得られています。

行政の立場で長期的構想を

玉手 翼(たまて・つばさ)
豊田市 産業部ものづくり産業振興課 主査
名古屋校1期生(2019年度入学)

大学で地域経済について学び、産業振興の分野で生まれ育った地域に貢献したいという思いから、地元の市役所に入庁しました。そして、入庁直後に発生した、姉妹都市であるアメリカのデトロイト市の財政破綻に衝撃を受け、この思いを強くしました。

大学院では自動車産業の変革期にある市内企業の意識変革や行動変化をどのように促していくか、そして今後も産業が活発な街として発展していくために、行政はどうすべきかという長期的な観点から事業を考えています。

大学院の先生や院生の皆さんとの議論を通じて得られる気づきが刺激となり「こんな事業を興したい」という思いが自然と湧いてきます。新しいことに挑戦するために、前向きに取り組めるとてもよい環境だと思っています。大学院に通うことのできる貴重なこの時間を大切にして、学びと実践のループを行き来しながら前進していきたいです。

 

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