復活を遂げた展示会「CEATEC」 未来への「共創」の場に

2000年に始まった展示会「CEATEC(シーテック)」は一時の落ち込みを経て、近年は出展者数、来場者数ともに回復基調にある。なぜ、CEATECは復活したのか。改革を牽引した電子情報技術産業協会(JEITA)の代表理事/専務理事、長尾尚人氏に話を聞いた。

長尾 尚人(一般社団法人 電子情報技術産業協会(JEITA) 代表理事 / 専務理事)

単なる新製品の展示会から脱却

――電子情報技術産業協会(JEITA)は、CEATECをどのように改革してきたのですか。

長尾:かつてのCEATECは「IT・エレクトロニクスの総合展」として新製品や新技術の展示が中心でしたが、2016年から「CPS(サイバー・フィジカル・システム)/IoT Exhibition」へと大きく舵を切り、未来を見据えたコンセプトやビジネスモデルを発信する場に変わりました。来場者数は2015年に過去最低の13万3000人を記録しましたが、近年は14~15万人に増加しています。

出展者数もこの数年、約10%増のペースで伸びており、2019年は787社・団体が出展しました。しかも毎年約40%が初出展の企業です。かつてはIT・エレクトロニクス業界の企業のみでしたが、ビジネスモデルを発信する場に変化したことで、幅広い業種の企業が出展するようになりました。

2019年10月に開催されたCEATEC2019のテーマは「つながる社会、共創する未来」。CEATECは業種を超えた共創や新ビジネスが生み出される場になっています。

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