飛騨・高山に人口5倍の外国人が訪れる理由 インバウンドの軌跡

年間50万人超の外国人観光客が訪れるなど、インバウンドで注目される飛騨・高山。それでも高山市の担当者は、「特別なもの」をつくってきたわけではない、という。高山市は数々の施策を積み重ねることで、観光の競争力を高めてきた。

地域の暮らしや生活の魅力が、多くの訪日客を惹きつける観光コンテンツになっている

インバウンドの成功例として取り上げられることの多い岐阜県高山市。東京から電車を乗り継いで4時間半、中部国際空港セントレアから電車で3時間半と、決してアクセスが良いわけではないこの地に、人口の5倍にもなる年間50万人超の外国人観光客が訪れている。

国ごとに見せるものを変える

高山市がインバウンド施策に取り組み始めたのは、1986年の国際観光都市宣言がきっかけだ。観光都市としての環境整備を進め、1996年には「バリアフリーのまちづくり」を提唱した。そして、外国人観光客への言語の壁をなくすことにも力を入れ、パンフレットやマップ、ホームページに外国語を表記するなどの施策を進めた。

大きな転機となったのは、2011年。その年の4月、海外戦略室(現・海外戦略部)が発足した。

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