新規事業、地域活性の活発化をさせる「事業構想」で飛躍を志す

入学式

事業構想で飛躍を志す

入学生に式辞を述べる田中里沙学長

学校法人日本教育研究団は、今年4月に2校目の大学院大学として、広報・情報のプロフェッショナルを育成する社会情報大学院大学(東京・高田馬場駅1分)を開学した。

2012年に開学した事業構想大学院大学は6年目を迎え、6期生の入学式を行った。様々なバックグラウンドを持つ入学生は、教授、共に学ぶ院生、ステークホルダーの方々から祝福の言葉で迎えられた。入学生代表から「事業構想という考え方のもとにさらに飛躍していきたい」と決意が述べられた。

院生は、2年間の修士課程の中で、社会の一翼を担う事業の種やアイデアを開発し、新規事業、地域活性を活発化させる事業構想計画を構築していく。

4月初旬に、6期生の入学式を執り行った

教員と院生の交流の場として、新入生歓迎パーティを開催

学位授与式

修了の節目に社会での活躍を誓う

2年間の修士課程を経て事業構想計画を構築し、修了要件を満たすと「事業構想修士(MPD)」の学位を取得できる。本学では、今年3月までに118名の事業構想修士を輩出している。

3月末、本学南青山の校舎にて2016年度学位授与式を挙行した。式の冒頭では、田中里沙学長が「事業構想で重要なことは継続性です。そして、皆さんには継続していくための情熱、他者への気配り、多くの人を巻き込んでいく力があります。今後も、社会の一翼を担う役割を果たすとの使命感を持って、自身に一層磨きをかけていただきたいと願います」と期待の意を述べた。 修了生代表の井手武氏は「事業構想計画書は集大成ではなく、始まりへのガイドにすぎず、これから事業構想実現の果てしない実地トレーニングが待っています。今後、地域や世界に貢献し、事業構想という概念をさらに世界に知らしめる伝道師になることが皆様への恩返しと考え精進してまいります」と決意を表明した。

東英弥理事長からは、「本学には、今後も多くの教員やゲスト講師が訪れます。修了後も事業構想家として、多くのつながりを上手く活かし活躍してください。私どももなお一層進んでまいりますので、皆さんもぜひ頑張ってください」と激励の言葉が贈られた。

竹安聡教授と2016年度の修了生

3月に4期生の修了を迎え、本学ではこれまでに118名の事業構想修士を輩出している