2016年8月号
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健康ビジネス

「人を幸せにする」フルコース料理 美味しい健康食がヒット

竹内 佑騎(竹屋旅館 代表取締役)

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静岡のホテルが、糖尿病患者でも楽しめるフルコース料理を実現し、話題を呼んでいる。1食のカロリーが700Kcal以下でありながら、美味しさも追求。患者と家族が一緒に食べられる「幸せ食」の開発秘話を、竹屋旅館・竹内社長が語る。

「美味しく食べて健康になる」フルコース料理を実現。メニューは3ヵ月ごとに変えて、リピートにつなげている

竹屋旅館が運営する『ホテルクエスト清水』(静岡市清水区)は、糖尿病患者でも楽しめるフルコース「駿河湾レシピ」を提供し、人気を集めています。そのノウハウを活かした低糖スイーツ「いとをかし」は静岡伊勢丹でも販売し、15分で完売。伊勢丹新宿本店での販売も実現しました。

4代目である私は、銀行勤務を経て、2007年に竹屋旅館に入社。しかし当時、近隣に競合のビジネスホテルができたため、売上げは落ち込んでいました。

私は打開策を探るため、1日中、現場でお客様を見続けました。当ホテルの顧客層はビジネスパーソンが中心です。朝、チェックアウトして仕事に出かけるとき、一様に暗い顔をされていることに気付きました。

朝、ワクワクしながら起きてもらえるようにしたい。お客様にヒアリングし、朝食が楽しみになるメニューとして、カレーを考えました。コンセプトは、「ビジネスパーソンが二日酔いでも食べたくなる、お腹にやさしいカレー」。その企画はヒットし、社内の信頼を得ることができたのです。

私の原点にあるのは、お客様に喜んでもらうこと。それは、健康食の開発にもつながっています。

竹内佑騎(たけうち・ゆうき)竹屋旅館 代表取締役

問われた「おもてなし」の意味

しかし、私はもともと、健康食に関心があったわけではありません。私が考えていた「おもてなし」とは、美味しい料理を提供することでした。

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