まちづくりにおける「デザイン」の価値とは

地方創生ブームの中で、まちづくりに欠かせない要素として「デザイン」に注目が集まっている。地域におけるデザインの役割や価値とは何か―。

左から矢島 進二(日本デザイン振興会 事業部部長)、原田祐馬(UMA/design farm 代表)、中嶋 聞多(事業構想大学院大学 副学長)

中嶋聞多 私は1990年代からまちづくり、地域づくりに携わってきましたが、地域に入ると『新しい特産品を作りたい』、『古民家のリノベーションをしたい』など、デザインと繋がりをもったニーズがたいへん多くあると感じておりました。特に最近は、「コミュニティ・デザイン」をはじめ、まちづくりの現場で「デザイン」という言葉を口にする人がたいへん多くなってきました。

矢島進二 たしかに地方創生という動きのなかで、いまデザインの役割が注目されていますよね。そこで、デザイン情報の発信拠点である東京ミッドタウンのデザイン・ハブで、2月18日から企画展「地域×デザイン -まちを編みなおす20のプロジェクト-」を開催することにしました。

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