データで見る福島県 復興に向けて着実に前進

県内は、「浜通り」「中通り」「会津」の3地域に分かれており、多様な歴史と文化、気候・自然条件の中で、各地で特色ある経済圏、産業が育まれている。

人口192万6,961人(2015年4月1日現在)

面積1万3783.75k㎡(全国3位)

県内総生産(2011年度、名目)6兆4,323億円(全国22位)

1人当たり県民所得(2011年度)232.4万円(全国42位)

観光入込客数(2013年)4,831万人(前年比+8.7%)

魅力あふれる「福島」の旅

「白虎隊」などで歴史の舞台となった会津や、磐梯山や猪苗代湖といった雄大な自然のほか、海岸地域には大型のレジャー施策も点在する。

(1)喜多方・蔵の街並み

かつて「北方」と呼ばれ、会津若松と米沢を結ぶ街道のまちとして栄えた喜多方市。店蔵、味噌蔵、穀物蔵など、数々の蔵が残されており、街歩きを楽しめる。

(2)五色沼

毘沙門沼、赤沼、みどろ沼など、約30もの湖沼が集まる五色沼。磐梯山が一望でき、季節や見る角度によって、さまざまな青色の景観を味わうことができる。

(3)七日町通り

藩政時代には、城下の西の玄関口として問屋や旅籠、料理屋が軒を連ねていた七日町通り。大正浪漫の雰囲気が漂う通りに、カフェや飲食店が並ぶ。

(4)鶴ヶ城

戊辰の戦役で、新政府軍の猛攻にも屈しなかった難攻不落の名城。幕末時代の瓦(赤瓦)をまとった日本で唯一の天守閣を誇る。

(5)飯盛山

戊辰戦争の際、白虎隊が自決した地として知られる。白虎隊隊士の像や十九士の墓、記念館などが点在するほか、市街地を一望できる。

(6)只見町・ブナ林

ユネスコが認定するエコパークにもなっている只見町。ブナ林など森林資源に恵まれ、川の織り成す生態系によって、豊かな自然が育まれている。

(7)大内宿

江戸時代に栄えた宿場町の面影が保存され、茅葺屋根の古民家が並ぶ。土産店や蕎麦屋などの飲食店が営まれ、数多くの観光客を集めている。

(8)塔のへつり

屏風岩、烏帽子岩など、奇岩が連なる景勝地。100万年の歳月による、浸食と風化がつくり出した見事な景観を楽しむことができる。

(9)高湯温泉

標高750mの地に位置し、開湯400年の歴史を誇る名湯。「一切の鳴り物を禁ず」のしきたりを守り続け、静謐な雰囲気が漂う湯治場となっている。

(10)三春滝桜

日本を代表する桜の巨木で、日本三大桜の一つに数えられるシダレザクラ。三春町内には、約1万本の桜の木があり、散策を楽しめる。

(11)あぶくま洞

全長600mの洞内には数多くの鍾乳石があり、ライトアップされた大自然の造形美の中で、幻想的な世界を体験できる。

(12)相馬野馬追

500騎余りの甲冑姿の騎馬武者が集まり、馬を走らせ競い合う勇壮な祭り。起源は1000年以上も前、平将門が軍事演習を行ったことに由来するという。

(13)スパリゾートハワイアンズ

南国ムードの大型温水プール・温泉・ホテル・ゴルフ場からなる大型レジャー施設。フラガールによるショーでも、多くの観客を沸かせる。

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